筋トレ・ダイエット 諸説あります

筋トレとダイエットの正しい情報を垂れ流します

筋トレと食事(増量期)

筋トレ初心者の心得として、食事をしっかり採りましょうと言いましたが、筋トレの効率という意味で競技に出る出ない関係なく、増量期、減量期を設けているトレーニーの方は多いです。

増量期の目的はもちろん筋肥大であり、減量期の目的は除脂肪です。その他に増減しないメンテナンス期があるはありますが、小幅でも減量、増量で振り分けている場合が多いですね。

 

ここで、筋肥大したいならずっと増量でよくない?という疑問が沸くワケですが、増量も始めは増えるスピードも速く良いのですが、ある程度で頭打ちになりますし、食べるのも限界になってきます。

最終的な目標なり目的によって違ってきますが、間に減量期を挟むことで、効率が良い状態で筋量を増やす作業を繰り返すことができます。

 

このブログを読んでいるヒトの多くは、趣味(競技とか職業とかではないという意味ですが)として筋トレに取り組んでいるのだと思います。

上記のように増量期というのは筋肥大させる為に行うものですが、こうしなければならないとかいうのはあまり無いです。つまり、期間や変動幅はある程度自由にしてOKです。ここでは効果と負担のバランスがよさそうなところを紹介しているという認識で読んでください。皆さん真面目なので+10kgとか書くと数字目標の為に頑張り過ぎそうなので・・・基本細かいところは気にしなくて良いのですよ。

答えは筋肉に聞けば済む事ですから。

 

期間ごとに目的を分けた食事をとるという話をすると、筋トレ始めるので増量しないといけないのですよねとかいう質問が飛んでくるのですが、あくまで目的によりけりなので筋肥大目的なら増量、除脂肪なら減量となります。筋トレ含めて目的は何かということです。

 

減量食については結構具体的な献立含めて情報があったりするんですけど、意外と増量期の食事に言及されているのは少ない印象があります。

まぁ、理由は明白で除脂肪以上にカロリー至上主義なので、オーバーカロリー>>>食事バランスの関係から、多少バランス崩れても食え!となるからなんですけどね。

ある程度理想的な話で行くとPを除脂肪体重×2~2.5g、Fを0.1~0.2g、Cを残りで摂取するイメージで大体OKです。食事の間隔が開きすぎたりしなければ基本3食で問題ありませんが、小分けにして食事回数を増やせればベターです。

減量期ほど(時間帯による)カロリー割り振りがシビアではないので基本食べてれば問題ないですが、トレーニング前後で栄養をきっちり補給する点については減量増量問わずポイントとなります。

 

筋トレでは食事が最も大事だと言って来ましたが、筋肥大目的なら(他の目的が見当たりませんが・・・)増量期の筋トレにおいてトレーニングボリュームを増やすことを至上命題とする必要があります。

 

おさらいですが、筋肉が増える条件とは、栄養がある状態で筋肉に必要な負荷が与えられることが必須条件となります。

Q:栄養がある状態で、負荷が不足していると増えるものはなんですか?

A:脂肪

増量期にあるにもかかわらず筋トレボリュームが上がらないor下がるということは、ただ脂肪を増やしているだけ、となります。

減量期はアンダーカロリーなので筋量もある程度減ってしまうので筋トレボリュームが下がるのは致し方ない部分もありますが、増量期にその状態だと全く意味が無い無駄な行為となります。

 

手段として体重を目安に増量を進めることは効率的にも何の異論もありませんが、体重の伸びと同時にトレーニングボリュームの伸びを意識して増量を行ってください。また、ダイエットのところでも書きましたが体重の変動幅は結構あるので(ほぼ水分ですけど)そのあたりの見極めも大事です。やり方は減量時と同じで問題ないです。増やすのはあくまで筋肉だという意識は常に持つようにしてください。増量の成否は絞ってみないとわかりませんが、体感的には+5kg程度は増えないとなかなか違いが出てこない気がします。あまり多いと絞るの大変なので+5~10kgあたりがやりやすいかなと・・・もともとも体重にもよりますけど。

 

増量の効率ということを少し書きましたが、体脂肪が高い状態で高カロリー食(普段からオーバーカロリーとなっている状態だと思われますが・・・)にした場合と、体脂肪が低い状態から増量スタートした場合、共にあまったエネルギーで脂肪と筋肉が増えるわけですが、体脂肪がある程度低いほうが効率が良くなります。

理由としてインスリンに対する感受性が言われていますが、同じエロ本でもおっさん(高体脂肪)と中学生(低体脂肪)では反応が違うということです(例えはクソですけど、わかりやすいかと・・・)。

 

まぁ、体脂肪が低ければいいかというと、そこはまたバランスなんですけど、そこまで持っていくまで(減量期)に筋肉も削られるので、全体的には15%程度~20%程度の体脂肪の範囲でやるのが良いというのが一般的意見のようです。

オーバーウェイトで筋トレしてみようというヒトに水を差すのが目的ではないので、ぜんぜん気にすることはないですよ。

もう一度思い出してください。そもそも趣味という存在自体が効率とは対極にあるものなのですから、細かいところは気にしなくて良いのです。

 

ちなみに体脂肪15%で常時腹筋割れてる状態の見た目くらいです。

 

一度減量してから増量でもいいですし、逆でも良いです。食事量としては筋量があるほうが食べれるので、増やしたほうが減量が楽かも知れませんが。

ちなみにオーバーウェイトからの筋トレという意味では、食事量をキープするというのもやり方として正解だと思います。どれほどのオーバーウェイトかにもよりますが、関節はある意味消耗品なので、自重による負担の蓄積が懸念されます。そこにきて慣れない筋トレで関節を故障するというリスクが考えられるので、現状以上の増量は避けることを最優先とする。食事量は増えないが、もともとオーバーカロリーなので、エネルギー源としては十分だと思います。ある程度筋トレに慣れた頃に改めて増量に振るか減量に振るかを検討するとしてもいいでしょう。

 

ちなみにが多いですが、ちなみに体脂肪を(極力)増やさずに増量するリーンバルクってのもあります。オーバーカロリーの+幅の調整を細かくするだけなので、基本的に方法論としては同じです。

筋トレ+回復のタイミングで過不足無くエネルギーを補充できれば理論的には可能ですよね。でも実際には難しいです。食事のタイミングはまだしも、吸収のタイミング、量もコントロールする勢いですから・・・

常にベストコンディション(に近い)状態を維持したいモデルさんとかならチャレンジしてもいいかも知れませんが、数打ちゃあたるのオーバーカロリー増量の方が現実的だと思います。

言葉は似ていますがクリーンバルクってのもあります。ジャンクフードを排除してバルクするって意味なので、リーンバルクとはちょっと意味違いますけど。

 

年中減量と増量繰り返す場合、減量期は圧倒的に食べられる食品が限られてくるので、増量期に多少ハメを外してココロのバランスをとるのも重要かもね。

 

筋トレと食事(増量期)まとめ

 

摂取カロリーはオーバーカロリーを基本とする

筋トレのボリュームを増やす

気の向くまま徒然でOK(+5~+10kgがおススメ)

 

 

ヒトによって増量が苦手、減量が苦手ってあるようです。私は圧倒的に増量が苦手ですけど・・・

正月太りに便乗してデカくなりましょう