部分痩せする方法
体づくりをしていると、興味を持ってかどうかわかりませんが、いろいろ聞かれたりすることが多いです。
まぁ、基本どうしたら(ラクして)痩せられるというざっくしりたものが多いですが、体のパーツで気になる部分の引き締めに効く運動なり方法なりってのも相当多いですね。
・二の腕を細くしたい
・おなか回りをスッキリさせたい
・太ももを細くしたい
・顔のお肉を落としたい
・腹筋を割りたい
・ヒップアップしたい
枚挙にいとまがございません。いわゆる部分痩せというものですね。
ダイエットを頑張る気力はないけど、部分痩せ程度なら少しの労力で何とかなるんじゃないか?といったところでしょうか。はたまた巷の広告で目にする水分のもみだしで数時間程度むくみが取れて細くなった気がするやつですか?
なんとなく論調でわかるかと思いますが、部分やせはできないと思ってください。
少なくとも私は否定的立場をとっています。
というと、よく動かす部分は脂肪がつきにくいから部分痩せはできるはずだと食い下がる人もいます。
それは部分痩せではなく遺伝子レベルでの適応の結果です。脂肪がつきやすい部位は個人差はありますが、おおよそ決まってきます。手足の末端にただの重しとなる脂肪を蓄えたとして得することありますか?となると必然的に体幹部に脂肪を蓄積させるほうが利が大きいのです。
悪路での生活が多い地域の人は足が細くマラソン等の競技において身体的優位性を発揮しているという話もありますが、いずれにしてもラクして部分痩せのレベルではないですよね。
王道としてはやはり、食事管理をして除脂肪するのみということになります。
部分的に筋トレしたところで、その部分は基本的に太くなります。マラソン選手の体形やそもそものボリュームの関係で遅筋は鍛えても太くならないと勘違いされていますが、遅筋であっても筋肥大はしますので。
ただ、ボディメイクとしての部分痩せ(っぽくみえる)というと、多少手がないわけではないです。そもそも太い細いって絶対値基準じゃないですよね。
腕回り40cmあっても、身長3mあれば相当細く見えますよ。逆に身長150cmで腕回り40cmだと相当デカいです。ほぼゴリラです。同じ40cmなんですけどね。
つまり、太い細いといいながら結局は見た目なんですよ。体重100kgあってもいわゆる理想のかっこいいカラダだったら体重なんてどうでもいいわってなりますもんね。
なので、ウエストを細くしたい(細くみせたい)のであれば、腹筋ではなくケツと背中~肩の肥大を目指すべきなんです。腹筋割りたいってなら腹筋運動自体もメリハリが出るという点においては効果はありますし、内臓を保持する筋群を鍛えることでスッキリ見えるようにはるとは思いますマスけどね。フレックス状態だとある程度ピシッとしますが、脱力するとBeforeになります^^;
余談ですが、骨格の違いとか筋肉の形は遺伝的要素が大きいです。モデル級に痩せても高身長で手足が長くってのは難しいですよね。腹筋もシックスパックが有名ですが、6ブロックだったり8ブロックだったり、左右の形が違ったり・・・遺伝的要素についてはナチュラルではどうにもならんです。
なので、目標はあくまで目標として自分の体に正直に向き合うということが大事です。同じ体になれなくても、同じようなカラダもしくは自分のほうがもっと魅力的になれる可能性すらあるのですから。
たまにこのようなとりとめのない話題(筋トレあるあるみたいなネタですが)も書いていこうと思います。
焦らず腐らず無理をせず