マクロ栄養素の管理
これまでカロリー収支が大事ですということを繰り返し申し上げてまいりました。
ダイエット、つまり体重のコントロールにおいてははっきり言ってこれが全てです。
とはいうものの、少しでも結果を出したい、効率を上げたいと思うのは誰しも同じ。
そうでなければこのブログなど読んではいないと思います。
ということで、カロリー収支の次に大事なポイントについてお教えします。
それがマクロ栄養素というものです。
マクロ〇〇という表現自体はほかでも耳にするかと思いますが、大きいくくりがマクロ
それに対して細かいものがミクロという表現となります。
大雑把
いいですね。大好きです。
先の記事でも少し触れましたが、マクロ栄養素というのは食品に含まれる
P:タンパク質
F:脂質
C:炭水化物
の量をいいます。何度も出てくるので覚えておいてください。
ですので、マクロ栄養素の管理とは摂取カロリーに加えてこのバランスを管理することを言います。
ちなみにですが、ミクロ栄養素というもの当然ありまして、ビタミンやミネラルというものを指します。
ミクロ栄養素の欠乏はダメですが、食事で管理していくというよりは、サプリで必要量を摂取するほうが色々と効率が良いと思われるので、とりあえず気にしなくて良いです。
さて、体重はアンダーカロリーの状態であれば減っていくことは理解されたかと思います。
また、グラム当たりのカロリーから脂質過多だとオーバーカロリーになりやすいということも紹介しました。
では同じカロリーでその内訳が異なる場合はどうなるでしょうか。
この問いかけの答えは、改めて考えるとすぐにイメージしてもらえると思いますが、皆さんダイエットする場合、体重を落としたいというのもありますが、それはあくまで結果であって、余分な脂肪を排除したいというのが本質ではないでしょうか?
脂肪・・・油 つまり脂質ですよね。
タンパク質にせよ炭水化物にせよ余分なエネルギーは脂肪として蓄えられるのですが、単純に油を油として蓄えるのと、その他の物質を油に変換して蓄えるのでどちらのほうが効率的でしょうか?
油to油ですよね。
細かい部分としては正確な言い方ではないですが、そういうことです。
ですので、カロリー管理だけでダイエットを開始して、ある段階からPFCのバランスを調整するだけでもダイエット(脂肪減少にターゲットした場合、除脂肪という表現がよく使われます)の速度を加速することができます。
ですので、カロリー収支にプラスしてぜひPCFのバランスを調整してみてください。
ちなみに毎食管理できれば良いですが、1日全体の割合でみてれば十分です。
すばらしき大雑把。
肝心の割合についてですが、一般的には
P:体重の1.5~2.5倍g
F:体重の0.1~0.2倍g
C:残り
が良いとされています。
基本的にFが抑えめとなりますが、完全に0とかにはならないようにしてください。
肌荒れとか便秘とか色々問題でますので・・・
また基本を習得した次の段階でのテクニックになりますが、このバランスをわざと変化させて減量を進めたりとかいうやり方もありますので、そのあたりはまた後日記事にしたいと思います。
ちなみに、前回コンビニが便利ということを書いたのですが(コンビニが便利って、頭が頭痛みたいなことになってますが・・・)、食品表示法によって「消費者向けに予め包装された全ての加工食品と添加物(業務. 用加工食品は除く)は、栄養成分表示が義務化」されていますので、基本的にコンビニで買うものはカロリー、PFCバランスはラベル見れば以上終了の世界なので、非常に管理しやすいのです。
人によるかと思いますが、個人的には目標カロリーとPFCのバランスがドンピシャとかなるとちょっとうれしくなってきます。多分タチの悪い病気だと思いますが・・・
だんだんまとまりがなくなってきたので、今日はここまで